迷ったらお焚き上げ

終活で自分の持ち物を整理している時に迷いは付き物で、絶対に使わない物、明らかに不要な物は分かるのですが、どうしようかと迷う物に関してはいつも迷うばかりでどうしたら良いかの結論が出ないものです。

身辺整理が目的であるのなら、思い切って捨て去ることが大切であり、持ち物に対する執着を無くすことは仏教で言う所の悟りへの近道でもありますし、こだわりを持たない、執着しないという生き方は心身共に楽になる素晴らしい生き方なのです。

人はいろんな物に対して執着するから、その執着された物に振り回され、満足を得る事がなく、いつまでも足りない足りないと追い続ける様は、まるで餓鬼のようです。

餓鬼は決して満足することが出来ませんので、いつも空腹の状態で、食べ物のことばかり追いかけ、人の物まで盗もうとさえするのです。

餓鬼の姿では無くて仏の姿に近づくには、たまには神仏にお任せで、お焚き上げ供養を利用して断捨離というのも悪くないものです。