お焚き上げの上手な利用法

終活は自分亡き後のことを考えたお片付けが必要で、物を持ちすぎてもいけませんし、不足していては困りますので、過不足なくちょうどいい最小限度の物だけを保有していることが理想です。

思い出の詰まったものなどは捨ててしまうと自分の過去まで捨て去るようでどうしても抵抗がありますので、写真やアルバム、表彰状などの類は捨てきれないものになりますが、どうせそんなもの死んだ後には持って行けないと綺麗に諦めが付くようでしたら、これは一種の悟りであり、執着を無くすということは仏に一歩近づいたということで、思い切ってお焚き上げ供養を利用すれば、自分より先に天に持って行ったということで納得できるのです。

ゴミとして捨ててしまえばそれで終わりですが、お焚き上げ供養というものは、天に届けるという大切な作用があるのです。